「事実と真実🌛」
月状骨の触診
リスター結節より中指中手骨骨底に向かって線を引く。この線上に月状骨と有頭骨がある。
と言われますが、
レントゲンの画像をみると
お月様は、遠位橈尺関節の橈側あたりにいるではありませんか🌛
これは、事実だから
私は後者が正しいのではと思っていました。
ところが、何人も触診していくと、
???
あれ、やっぱりリスター結節よりかな?
レントゲン像は、おそらく解剖学的正位、すなわち回外位。
ところが、触診では回内位。近位手根列は回外では尺側、回内では橈側に移動するのかなと。
画像をみてもらうと、三角骨・有鉤骨が尺側に出てきました。
※「尺骨頭は回内では触れるが、回外では関節内におさまる」という列記としたバイオメカニクスがありました。
以前の記事では、遠位橈尺関節の橈側をランドマークにしました。
申し訳ありませんm(_ _)m
ただですね。
リスター結節さん。触診か簡単なようで、人により難しい。
私なんかは、長母指伸筋腱の走行も加味するとおかしいんです。
本来は、リスター結節の尺側を走行。
なので、月状骨触診は、橈骨茎状突起、尺骨茎状突起の中間点あたりを仮定し、掌屈背屈を繰り返し、出てきたり引っ込んだりする月状骨を触診。
または、有頭骨からたどり、掌屈背屈をする方法にしました。
結論
「真実は、最終的には触診で知る🖐️」