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    外側大腿皮神経の走行、主な絞扼部位を動画で解説させて頂きました。

    合わせて、筋の支配、皮枝も解説しています。

    L23(主L2)から派生。

    大腰筋の外側または貫通して腸骨筋の表面を下行。

    筋裂孔を通る。

    縫工筋と大腿筋膜張筋の表面の間くらいから皮下に出てくる。

    前枝と後枝に分かれ、大腿外側を下降、大腿外側の知覚を支配。

    ・筋裂孔を通らず、腸骨(上前腸骨棘)の上を乗り越える時もあり。
    ・縫工筋を貫く場合もあり。

    ・筋裂孔。腸腰筋の緊張や、鼡径靭帯の過負荷により絞扼されることあり。

    ・腸骨の上を乗り越えるケースの場合、腹壁の筋肉(腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋)を貫通する部分。これらの筋の緊張により絞扼される場合あり。

    ・鼠径靭帯の下で縫工筋を貫通する事もあり、その場合、縫工筋の緊張によっても絞扼される事がある。

    ・鼠径靱帯の下と寛骨との間にできる隙間。血管裂孔と筋裂孔の間は腸恥筋膜弓で仕切られる。そしてこれらの裂孔は鼠径靱帯の下から大腿三角に連続する。

    ・血管裂孔は、大腿動脈と大腿静脈を通す。他には恥骨筋が走行し、大腿輪という膜が内臓を腹腔から出さないように支えている。

    ・筋裂孔は腸腰筋、大腿神経が通過する他、外側大腿皮神経が通過。

    ※腸恥腱膜弓

    腸骨筋と大腰筋の筋膜が癒合してできた分厚い帯状構造で、前方は鼡径靱帯の後部から起こり、大腿神経の前を横切って、後方は寛骨の腸恥隆起に付着して終わる。これによって鼡径靱帯下の腔所を外側の筋窩と内側の脈管窩とに分けている。


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