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    臨床で、膝窩がもっこりしていて、下腿後面がパンパンの方っていませんか?

    私の臨床では、よくみかけます。

    そんな方に、膝窩部分の脛骨神経の通りを良くすることで、膝窩周辺から下腿後面がびっくりするほど緩みます。

    上手くいくと膝窩は見た目がてろんとして、下腿後面はフワフワになります。

    膝窩の下方、膝窩筋の表層から、ヒラメ筋腱弓を貫き、ヒラメ筋の深層に脛骨神経と膝窩動脈が入っていくところになります。

    (施術方法)

    まずは、ヒラメ筋上部線と膝窩筋下部線の境目を確認します。

    膝関節をやや屈曲位で、足関節の底屈をしてもらいます。ヒラメ筋の収縮を触診し、ヒラメ筋の上部線を確認します、

    膝関節屈曲位にするのは、腓腹筋は2関節筋なので、膝を屈曲位にすることで、腓腹筋を働かなくさせる為です。

    確認出来たら、膝窩筋の表層から、ヒラメ筋の深層に脛骨神経と膝窩動脈が入っていくところ(ヒラメ筋腱弓部分)を触診していきます。

    神経の触診は、いきなりは難しいので、動脈の拍動から触診します。

    膝の内旋外旋、屈曲伸展も微妙に調整し、わかりやすい肢位を探します。

    動脈の拍動を触知出来たら、神経です。

    解剖学書でみると、動脈の表層に神経です(表層から、脛骨神経→膝窩静脈→膝窩動脈)。

    指を横断するように触診すると、索状のものが触知出来ます。

    自分で受けると、響くような感じがします。

    わかりにくかったら、上方の腓腹筋外側頭と腓腹筋内側頭の間のわかりやすいところから触診します。

    あら、不思議で、これだけでも膝窩と下腿後面が大分緩みます。

    神経の触診は、繊細で集中力が必要なので(私だけかな)触診の練習になります。

    ※脛骨神経より表層、ヒラメ筋と腓腹筋の間に内側腓腹皮神経がいます。脛骨神経を狙うことで、内側腓腹皮神経の刺激にも、なっていると思います。

    ※膝窩筋

    起始: 大腿骨の外側上顆の外側面(および外側半月板)

    停止: 脛骨の後面上部(ヒラメ筋線の上部)

    一手を、今触診したポイントでモニターする。

    他方手で、下脛腓関節、足根管、距骨や踵骨、足底から舟状骨や立方骨を動かしたりして、一番緩みやすいとこをみつける。

    動脈の拍動も目安になる。

    足根管が一番緩みやすいことが多いです。

    さらに、膝窩はテロテロ、ふくらはぎフワフワになりました(^^)

    ※足根管

    屈筋支帯と内果・距骨・踵骨に囲まれたトンネル状のスペース。

    脛骨神経(枝の内側足底神経、外側足底神経 )、後脛骨動脈、後脛骨静脈、後脛骨筋腱、長趾屈筋腱、長母指屈筋腱が通っている。


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