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    あけましておめでとうございます!
    今年もよろしくお願いします(^^)

    橈骨神経の走行を動画で解説させて頂きました。

    合わせて、筋の支配、皮枝も解説しています。

    走行、絞扼部位  

    (神経根、腕神経叢)
    C5〜T1から派生。腕神経叢の後神経束からはじまる。

    (腋窩~上腕)
    大円筋の前下方から上腕骨の背側へ。 
    橈骨神経溝を通って上腕三頭筋の外側頭と内側頭の間を通り、外側筋間中隔を貫く。 

    (上腕~前腕~手)
    腕橈骨筋と上腕筋、上腕骨との間(橈骨神経管)を通って肘関節の前外側に達し、浅枝と深枝(後骨間神経)に分かれる。  

    主に運動神経からなる深枝(後骨間神経)は、回外筋浅層の入り口のフローセのアーケードを通過。 
    その後、回外筋浅層と深層の間(回外筋管)を貫通。手関節の手前までいく。 

    浅枝は、深枝と分岐した後、腕橈骨筋の下に潜り、手関節手前で腕橈骨筋、短・長橈側手根伸筋の間から出てきて、背側指神経を分岐しつつ手橈背側の感覚を支配。 

    途中、上肢のさまざまな筋を支配。
    後上腕皮神経、後前腕皮神経、下外側皮神経も分岐、感覚を伝える。

    主な絞扼部位 

    ・三頭筋裂孔 

    大円筋、上腕三頭筋長頭、上腕骨の間に形成されるトンネル。 

    ・橈骨神経溝部 

    腕骨体の中央に達する三角筋粗面がある。この粗面の後下方には橈骨神経溝という浅い溝があり、上腕骨体の後面を状内側から下外側に向かってラセン状に走っている。 


    上腕骨の上腕三頭筋外側頭付着部と内側頭付着部の間のところ。上腕骨に接して走行しているので、圧迫などを受けやすい。最も橈骨神経損傷を生じやすいところ。 

    ・上腕三頭筋外側頭と内側頭付着部の間  

    ・外側上腕筋間中隔の貫通部 

    ※上腕外側筋間中隔 
    上腕筋と上腕三頭筋(外側頭)を隔てる部分

    ・橈骨神経管内 

    腕橈骨筋と上腕筋、上腕骨との間 

    ・ フローセのアーケード 

    橈骨神経深枝が入る、回外筋の入り口 。
    回外筋の異常緊張により絞扼。

    ・回外筋の出口部 

    ・短橈側手根伸筋起始部 

     

    ・皮枝 

    母指から中指の背側、手背の橈側(親指側)、前腕の背側、上腕の背側と外側。 

    後上腕皮神経、後前腕皮神経、下外側皮神経。 

    筋枝 

    上腕筋(筋皮神経との二重支配)、上腕三頭筋、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋、総指伸筋、小指伸筋、肘筋、腕橈骨筋、回外筋、示指伸筋、長母指外転筋、短母指伸筋、長母指伸筋 

    上腕筋と腕橈骨筋は屈筋。 

    回外筋は回外筋。 

    残りは伸筋。 

    上腕の筋は上腕筋と上腕三頭筋。 

    指はつく名前の筋のうち、総指伸筋と小指伸筋以外の4つは起始が前腕骨間膜。 

    残りの前腕の筋は外側上顆が起始。 

     


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