PSIS(上後腸骨棘)の触診、失敗談です。
私は、PSISの頂点でなく、下端でとるようにしていました。
ASISにしてもPSISにしても頂点をどこにしたらいいか問題があったからです。
下から、突き上げて引っかけるようにとるわけですが、形状によってはPSIS下端より下の仙骨やPIIS(下後腸骨棘)付近、さすがにこれはおそまつですが、さらに下方部分の仙骨でとっている可能性もありました。
頂点を確認せずに下方から突き上げ、はじめにぶつかったとこを下端としたのが、しくじりだったと思います。
これを解消するのに、一旦頂点をとり、あらためて下から上に下端をとる方法がよいのかなと改良したわけですが・・・
頂点自体も個人差があり、正確にとるのが難しい。
立位で筋緊張が強かったり、筋骨隆の方など特に(;’∀’)
そして、ググッたり、実践して自分なりに考えた方法が、
腸骨稜を上から下に移動しながら、腸骨と仙骨との間隙をゴリゴリやさわさわと切るように触診していき頂点と下方、内方の窪みをみつける。
(横方向でわかりやすい人、縦方向でわかりやすい人がいる)。
最終的には、窪みの内側から上方向に引っかけるように触診。
さらに確認で、PSISの下端から、外下方のPIISを触診、さらに大坐骨孔、大坐骨切痕を触診すれば良いかなといきつきました。
※骨模型だとPSIS下方が出っ張っているが、実際の人体は後仙腸靭帯や仙結節靭帯の存在もあり、案外難しい。
※後傾で出てくる。前傾だと下方の仙骨やPIISが出てくる?
そもそも、下端より頂点でとる教え方が多いようでもあります。
立位での、PSISの触診。
意見やご指導頂けるとありがたいです。
先日、PSISの触診も含めた、勉強会講師をした立場上、大変恥ずかしすぎることですが、告白させて頂きました。
よろしくお願い申し上げます。