腋窩神経の走行、主な絞扼部位を動画で解説させて頂きました。
合わせて、筋の支配、皮枝も解説しています。
「腋窩神経」C5C6
走行
後神経束から分かれ、外側腋窩隙を通る。
上肢帯の背面に出たところで小円筋に筋枝を送る。
上腕骨の外科頸の高さで三角筋の深層に入り込む。
上腕骨を後ろから外回りに走って、三角筋へ枝を出す。
※枝として、外側腋窩隙を出たところで、上外側上腕皮神経(皮枝)を出す。三角筋の後縁より皮下にでてくる。
主な絞扼部位
・外側腋窩隙(四辺形間隙)
腋窩後壁にある大円筋と小円筋の間には隙間があり、上腕三頭筋長頭によって内側・外側腋窩隙に2分される。
外側腋窩隙には腋窩神経、後上腕回旋動脈が通過。
内側腋窩隙には肩甲回旋動脈が通過。
外側腋窩隙は四辺形間隙(クワドリラテラルスペース)とも呼ばれる。
大円筋、小円筋、上腕三頭筋長頭、上腕骨で形成される四角形の隙間。
スポーツ等で内外旋が繰り返す動作で筋肉が過緊張起こすことあり。
・筋枝
三角筋、小円筋
・皮枝(上外側上腕皮神経)
肩から上腕外側部