最近、末梢神経の走行をあらためて勉強しなおしています。
末梢神経の走行、絞扼部位、感覚の領域、筋の支配等を把握すること。
臨床において、その重要性をあらためて感じています。
例えば
〇大円筋と小円筋の間から、腋窩神経が出てくる。大円筋の下方からは橈骨神経が出ている。
→大円筋って重要だな☝️
〇手掌にしびれの訴え。橈側より半分かつ近位。正中神経支配領域だし手根管症候群かな?
ところが、手掌近位は正中神経でも掌枝支配。
掌枝は手根管を通らない(上を通る)。
→手根管より近位での正中神経の問題☝️
〇手全体が、たまにしびれる。
正中、橈骨、尺骨神経支配領域全部?
神経根?脳?、腕神経叢の胸郭出口?あるいわ。
→正中、橈骨、尺骨神経、3つとも上腕の内側、外側の筋間中隔通るぞ。ということは、上腕筋や上腕二頭筋、三頭筋の緊張。コンパートメント内圧の上昇かな☝️
こんな感じで、障害された神経を評価。
その走行、絞扼しそうな部位を施術という流れもつくれます。
これから、主な末梢神経の走行を中心に、走行上の主な絞扼部位、筋の支配、知覚の領域も含めて、骨模型を使い動画で発信させて頂きます💀
骨模型のスマイルボーンこと、スマボンくん共々、よろしくお願い致します(^^)💀